新庁舎建設について

世田谷区の庁舎はすでに建設されてから30年は経過していることから、
「新庁舎を考えてはどうか」という意見が議会の中で他の会派から出ています。
そこで、昨年から庁舎問題を考える特別委員会がつくられ、私もそのメンバーになりました。今後、委員会では、世田谷区役所がせまいという現状から、民間のビルを借りるリース料はどのくらいになるのか。また、古い庁舎の修理費は今後どのくらいになるのか、具体的な数字をあげて検討していく予定です。  
しかし、23区ですでに新庁舎を建設した自治体もあり、その状況を調査する必要もあることから、先日は足立区の庁舎を委員会で視察してきました。足立区では、平成8年に新庁舎を建設し、区役所が移転、建設工事費は475億円、14階の高層棟、中層棟、低層棟がならぶ立派な建物でした。庁舎建設にあたっては審議会の中で話合いが行なわれ、その答申が基本計画などに反映されたようですが、建設費の6割は特定財源からだされているのには、ちょっと納得がいかない感じです
自治体の財源が限られている状況下、これから庁舎建設をどのように検討していくのか、区民へのアンケート調査など行いながら進めていく必要があるのではないかと思います。