前区長が名誉区民?

区議会こぼれ話

第4回定例会区議会の中で、前区長の大場氏を名誉区民に選定することが、熊本区長から提案されました。名誉区民は、区政に卓絶した功績があった区民に対し、その功績をたたえ、区民敬愛の対象として顕彰するためにつくられたものです。
これまで、洋画家の向井潤吉氏、俳優の森繁久弥氏など18名の方々に贈られてきました。今回の選考にあたっては、議員、学識経験者などで構成される選考委員会が開かれ、各委員会からは大場氏の功績をたたえる意見が出されましたが、果たして、選挙で選ばれた区長が「名誉区民」という制度になじむのか、という議論はほとんどされませんでした。
前区長・大場氏の功績は評価するものですが、区長や議員は名誉区民の対象からはずしていくべきではないかと生活者ネットワークは考え、今回の提案については反対しました。