子どもたちの安全対策が予算化

3月議会が終わりました

平成17年第1回定例会が3月30日をもって終了しました。
今議会では、平成17年度世田谷区当初予算を審議する予算特別委員会も開かれ、それそれの所管ごとに質問と要望が議員からだされました。
平成17年度の予算は、一般会計では昨年に比べ、8.9%減額です。
財政の厳しい状況から、補助金や外郭団体の見直し、職員費の見直しなど行財政改善の取り組みから25億2800万円が内部経費の削減として行われました。しかし、新聞報道にも取り上げられたように、一部被服費など見直しを行っていかなければならない部分もあり、慣習にとらわれない尚一層の努力が求められます。

今回予算の重点項目の中に、子どもたちの安全を確保するための予算が盛り込まれました。
保育園園舎の出入り口をオートロック錠に切り替えるなど浸入防止対策の実施、また今後小学校施設内における警備員のパトロールを週2回から5回に、中学校は通学路のパトロールを行っていく予定にしています。
大阪寝屋川市の教員殺傷事件や昨今の学校への不審者侵入事件を踏まえて、児童生徒、学校の先生の安全確保に取組んでいくことは、緊急の課題であります。