市民参加を市民自治に生かすために

せたがや構想作りを進めています

2007年は統一地方選挙が行われる年です。4年間の議員の任期も残すところあと1年、今年は、これまで生活者ネットワークが政策として掲げてきたことが、どこまで進んでいるのか。検証する年でもあります。
そこで、「みんなでつくる・せたがや構想づくり」と題して、4月から7月まで区民の皆さんに呼びかけて、これまでの区政を検証し、世田谷のあるべき姿について、考えていきます。

先日は、三軒茶屋のキャロットタワーの会議室で、都市プランナーの林泰義さんをお迎えし、「これからの世田谷のまちづくり」と題してワークショップを行いました。当日は30名ぐらいの参加があり、環境、子育て、まちづくりなどで活動している市民グループの方達から、今の地域の課題などが出され、今後の解決策などが話し合われました。その時に出てきた意見の中には、まちづくり出張所や行政の組織改革に区民の意見が取り入れてもらえず、住民サービスに支障がでていることや相変わらず縦割り行政で困るという話もだされました。
また、世田谷は早くからまちづくりに市民参加の手法を取り入れていますが、今では形骸化しており、世田谷のまちづくりは後退しているという声も多く聞かれました。それでは、どのような行政運営を求めていけば、市民自治はできるのか。次回の講座で考えてみたいと思います。

  5月15日(月)2:00〜4:00 経堂地区会館
         「新しい自治体運営について」
           須田春海さん (市民運動全国センター世話人)