ピンクリボン キャンペーン

乳がん検診の充実を求めて

今年最後の第4回定例区議会が11月28日より始まりました。

3日目の30日一般質問に立ち「区民の健康づくりと女性の医療」「市民事業の推進」について質問しました。
女性の医療の問題では、今年の予算委員会で千葉県のデータをもとに相談事業や啓発活動に取組むことを求めてきました。思春期、更年期という女性の体が大きく変化し、体の不調や心の問題が起こりやすい時期の心身のケアについて、これまでは対応が不十分でした。この対応は、病院だけでなく、行政の立場でも健康支援策として取組めるはずです。

2007年4月には、ガン対策基本法が施行され、国、自治体のがん検診への取り組みはさらに本格化していくと考えられます。
がん検診は内容等いろいろ検討されてきており、乳がん検診については、検診のあり方自体が見直されています。そして視触診だけではなくマンモグラフィー併用の検診を行うよう進められてきていますが、その受診率が低いことがネックになっています。

毎年10月は「乳がん月間」とされ、乳がんの早期発見の大切さを伝える「ピンクリボン・フェスティバル」が行われています。
その運動は東京・神戸・仙台にも広がってきており、東京都庁や神戸ポートタワーが、ピンク色にライトアップされ、様々な企業の参加によりピンクバッチや啓発パンフを配る街頭キャンペーンが展開されました。

行政としても、このような動きと一緒になって啓発活動をすることや世田谷保健センターのがん検診事業を充実させ、早期発見にむけた取組みを進めていくことを求めました。