「家庭的な居住空間で共に暮らす施設をめざして」

2008年5月21日 15時52分 | カテゴリー: 活動報告

特別養護老人ホーム「フォーライフ桃郷」

大荒れの嵐の中、世田谷区北烏山にある特別養護老人ホーム「フォーライフ桃郷」を視察しました。ここの施設は、世田谷区で17番目の特別養護老人ホームになります。特色は、ユニットケアを取り入れているところで、10人単位のユニットが6つあり、その他には短期入所10名定員 通所介護1日定員20名を行っています。
ユニットケアの特別養護老人ホームは等々力についで2箇所目になりますが、個室の部屋の前には、団欒の場として居間、食堂が広がっており、とても家庭的な雰囲気でした。さらに、屋上には庭園があり烏山地域の住宅街と調和しやすらぎの場になっています。

特別養護老人ホームへの入所を希望する人は、相変わらす沢山おり、待機者はおよそ2100人です。世田谷区では、特別養護老人ホーム入所についてのガイドラインを作成し、緊急に必要とする人に対応できるようにしてきました。
しかし、特別養護老人ホームでは、医療的行為を行う人はなかなか受け入れてもらえない現状があり、療養病床が少ない東京都の現状を考えるとこの事も課題のひとつではないかと思います。
特に、国は介護型の療養病床をなくしていく方針を立てている中で、受け皿は少なくなっています。介護は施設から在宅へと移される中で、痴呆の重い人や最後の看取りをどのように出来るのか。課題は多く残されています。