医療と介護は東京の課題

先日、用賀地域で都政フォーラム「これからの在宅介護と医療の連携をすすめるために」を行い、地域の人たちに集まっていただきました。その方々のお話を伺うと、皆さんご家族の介護や医療の問題をかかえており、何かの時のために情報は収集しておきたいと考えていらっしゃいます。

世田谷は高齢化率も14.9%。高齢者のお一人暮らしや高齢者世帯も増えている中で、一人で住んでも社会のサービスを最大限に利用して、生活も出来るよう地域で支えられる仕組みづくりが求められています。
来年、介護保険制度の保険料が改定される予定です。また、医療については今年3月に東京都保健医療計画が策定されました。

地域の診療所を中心に、在宅医療の支援にむけてこれからの取組みがすすめられますが、どうしても大学病院や総合病院に人気が集中しがちです。「地域に診療所があるとわかっていても、ついつい大きな病院に足が向いてしまう。」という話も集まった皆さんから出ていました。
医療情報についても、もっとわかりやすく活用できるように工夫していく必要があります。また、出来るだけ「かかりつけ医」を普段から持つことも緊急のときに役に立つケースがあります。

これからも世田谷の地域で都政フォーラムを開き、今後も皆さんの意見を伺って政策提案に反映させていきます。