「都立病院条例改正に反対!地域医療体制を万全に」

今定例会に、都立病院条例の一部改正が出されました。これは、多摩メディカルキャンパス内に、小児医療センターを整備するため、八王子、清瀬、梅丘病院の条例を廃止し、都立病院の再編に伴い、東京都立多摩総合医療センター及び東京都立小児総合医療センターの開設に係わる規定を設けるものです。

1年後にひかえた小児総合医療センターの開設は、高度・専門医療を提供する病院としての機能をもつものであり、そのことに対して反対するものではありません。しかし、この整備については、八王子小児病院、清瀬小児病院、梅丘病院が再編統合されることによって、新たな小児医療センターが誕生するため
それぞれの地域では、病院がなくなるための市民の不安も大きいと思います。
また、病院の再編整備にむけては、それぞれの地域において、1次、2次、3次医療の整備、連携に向けて取り組みが進められていますが、清瀬、八王子においては、長い間地域の小児医療を担っているだけに、細部にわたっての連携や引継ぎは、時間がかかります。

私は、今回の病院条例が改正されるにあたって、昨年、起こった都立墨東病院の周産期医療の体制不備、都内の救急搬送のネットワークが構築されていないことから、ひとりの女性の命が奪われたことは、忘れてはならない事です。
都民の命を守る医療に対して、都は常に危機感を持って臨まなければならないはず。これから八王子、清瀬、梅丘病院のある地元との最終的な1次、2次、3次医療における確認をとり、丁寧な対応を進め、2重、3重のセフティネットを構築した後に、議会での確認を得ながら、新たな小児医療センターの整備にむけた取り組みを進めるべきだと思います。
以上の理由から病院条例の改正に反対し、民主党からだされた修正案に賛成しました。