「地域の力、市民の力をあわせて」

震災から2週間が過ぎ、亡くなった方が1万人を超え、まだ行方不明の方が1万9千人、避難所生活の方が24万人という状況が続いています。
今回の震災の被害はあまりにもひどく、広範囲にわたるため、支援も遅れがちですが、テレビから映し出される避難所の生活は、地域が壊滅状態になっている地域でも、住民が力を合わせてなんとかこの苦しさを乗り越えていこうとする姿に心打たれ、胸が痛くなります。

いざという時ほど、住民同士の連携による自治の本領発揮が求められることはありません。
「住民が判断し、決めて実行していくこと」、このように「自分達のまちは、自分達で自治すること」、「地域力、市民力で安心共生のまちをつくること」を生活者ネットワークはスローガンに掲げ、訴えてきました。

今、駅を通りかかると、商店街、市民団体、学校関係など、多くの人達が被災地に義援金を送ろうと、募金活動をしています。もちろん私達も、身近な地域の人達と、募金活動や支援物資の呼びかけを行っていますが・・・
人のつながりを大切にし、頼れる地域社会を、地域の力、市民の力でつくっていきたいです。