「2013年の年頭にあたって」

新年明けましておめでとうございます。

新しく猪瀬知事を迎えた都政においては、特に若者を中心とした雇用環境の改善、エネルギー政策、医療、保育、介護の充実など従来から継続する生活課題に加え、老朽化した都市インフラへの対応やきめ細やかな防災対策の強化など、ハード面での課題も山積しています。

また、昨年、日本で開かれたIMFの総会で、ラガルト専務理事から「日本において女性の活用が経済を活性化する」という緊急提案がだされました。

働く女性が増えることで、税収や社会保障の担い手が増えることになり、少子化も解決できるとして、世界では女性の活躍が注目されています。

ワークライフバランスの推進、働き方の見直しや子育て・介護を社会の中で支えていける体制整備も重要な課題です。

一方、東日本大震災から2年近く経っても、被災地の復興はまだ先が見えない状況です。原発に依存してきた都市においても、これまでの生活スタイルや価値観の転換が迫られていることを多くの都民が実感しています。

原発依存から脱却する新たな再生可能エネルギーの開発で持続可能な社会を作り上げていく必要があります。

誰もが安心して暮らせる持続可能な社会の実現にむけて、東京都議会議員選挙に全力で取り組んでいきます。今年もどうぞよろしくお願いします。