道路の景観整備と自転車道の整備を!

近年は都市の再生が進み、例えば、東京駅の駅舎復元など、良好な都市景観の形成が進められています。

都では、シンボルロードの整備など、歩道のカラー舗装化や道路の緑化、デザイン化された街路灯設置など、一体的に行っています。
現在、浅草通りや内堀通り等、4路線の施設延長9.9kmにおいて事業を実施しており、平成23年度までに3.3kmが完成し、平成24年度は、浅草通り等において1.2kmの整備が完了しています。また、浅草通りは、自転車走行空間の整備も進んでいます。

 さっそく私も、浅草通りを上野駅前から浅草まで歩いてみました。
モダンな街路灯、自転車道と歩道の間の植樹、そして舗装された道路は、とても表面がきめ細やかで平らです。とても美しい景観になっており、まだ、一部しか舗装されていないので、全体の整備が終了すれば、自転車の走行空間も改善されると思います。

しかし、都内全体を考えてみますと、まだまだこのような自転車道が、歩道と別々に整備されている場所は少なく、自転車走行空間のネットワーク化が進んでいるとは言えません。今後は、区市町村と連携して、積極的に整備を推進するよう要望しました。

 ヨーロッパでは、街の中心部まで自転車走行空間が整備されているところもあり、それが観光のPRにも使われています。

車中心の社会から、環境にやさしい自転車でも都内を回っていけるような東京の街を目指して努力していきます。