「女性議員を増やそう!」

「女性が輝ける社会」安倍政権では、このような言葉が言われるようになり、女性政策について国会や都議会で議論されるようになりました。数年前は、議会で「男女共同参画」などと口にするのは、限られた会派や議員だけだったのに、平然と議場で議論出来る社会や雰囲気になったことは、一歩前進ですが、その中身は、まだまだ深いところまでの議論にはなっていないと思います。

一番左が田中さやかさん

 

都議会の定数127人、それに対して女性議員は25人です。先日の新聞に記載によりますと、地方では、女性ゼロの議会もあります。それに対して、神奈川県大磯町議会は、男性5人に対して、女性が8人で、活発な市民運動から女性議員が多く誕生してきたことが紹介されていました。

女性議員が増えることにより、議会の透明度が高まり、大磯町では、ケーブルテレビでの議会中継や町民への情報公開をうたう議会基本条例が成立しており、議会改革が進んでいます。

 

議会は、何かを通そうと思うと会派間の根回しなど行われ、前例のないことはやりたがらないのがこれまでの慣習ですが、生活にかかわる本音のところで、意見を言うことによって、政策に反映することは重要です。男性より子育てや介護、教育、環境などより密接に係わっている女性を議員として身近な区議会、市議会に送ることは、議会を変えることになると思います。

 

先日、品川生活者ネットワークの田中さやかさんと会いしましたが、この2月に2人目のお子さんを出産し、地域の活動を続けています。地域での子育てを通して、同じ世代の人達が、より子育てしやすい社会にしていくためにも、頑張っていって欲しいと思いました。