「ワークライフバランスフェスタ2016」

都では、平成20年度からワークライフバランスの実現にむけて優れている取組を実施している中小企業を「東京ワークライフバランス認定企業」として選定しています。今日は、「ワークライフバランスフェスタ2016年」が開催され、そこで、認定された12企業の表彰式が行われました。ワークラフバランスの表彰式

この取組が始まってすでに7年の月日が流れていますが、認定された中小企業は78社になり、始まった当初は、病院、IT関係のみだったのが、今や保育園、建設業まで、その職種も多様に広がっています。

今回は、「長時間労働削減取組部門」「休暇取得促進部門」「仕事と育児の両立推進部門」「仕事と介護の両立推進部門」「女性における女性の活躍促進部門」でそれぞれの特色ある内容が紹介されました。

 

NPOの保育園を立ちあげたのは元公務員の方、行政の施策が「働くママ」にしかないのに違和感を持ち、小規模保育を始めた時には、「働くママとパパの育児と仕事を支援するための施設」という点に力を入れて、利用者のワークライフバランスを推進するために、入園時に面接を行い十分な話し合いをしています。

 

また、「建設業にも女性の雇用を積極的に進めて下さい」と、女性が作業服でアピール。この会社は、未経験の女性でも踏み込める職域と環境をつくりだし、土木施工管理技士として活躍できるまで育成することを目的にしています。ワークライフバランスの表彰式その2

 

国では、女性の活躍推進を提唱していますが、まだ、その働き方や環境は、整備されていない企業が多いのではないでしょうか。

中小企業でもこのようなワークライフバランス推進に取り組む企業が増えるよう期待したいです。