「里帰りさくら 植樹式」

都立園芸高校において「里帰りさくら植樹式」が行われました。これはハナミズキ100周年プロジェクトの一環で取り組まれ、アメリカ、ワシントンに贈られたさくらから接木苗を育て、「里帰り植樹」が実施されました。

ワシントンポートマック湖畔は、桜の名所で有名になりましたが、実は、そのさくらは、当時の東京市長尾崎行雄が2000本の苗木を贈ったもの。その返礼に40本の白いハナミズキの苗木がアメリカから送られました。

その苗木は、2本が都立園芸高校に植樹されたのです。あれから100年、昨年の春、キャロライン・ケネディ駐日大使を招き、新種のハナミズキが植樹されました。桜の植樹際

 

また、歌手の一青さんもミズキの記念植樹をされています。彼女の代表局「ハナミズキ」・・・これは9.11の当時テロで友人を失い、しかもその友人にお子さんもいらしたことからその遣り切れない思いを綴った平和を願う曲だと校長先生が話していました。

 

そして、今日は、100年前に贈った「さくら」から接木の苗を育て、里帰りした植樹が、アメリカ大使館濃務官、本校同窓の小泉昭男国会議員、歌手の八代亜紀さんなどによって行われました。

さくらとハナミズキの花々が、この先、100年先も咲きつづけ、世界の友好平和がいつまでも続くことを願います。八代亜紀さんと