「豊洲市場移転の白紙撤回を含む抜本的な見直しを求める申し入れを小池知事に提出」

1月14日に豊洲市場の地下水モニタリング調査の最後となる9回目の結果において、72か所から基準値を超える有害物質が検出されたことが明らかになりました。基準値を超える有害物質の検出は、盛り土あるなし以前に、過去の東京ガス工場の操業に由来する土壌汚染の除去対策が充分ではなかったといえます。また、7回目までの結果と今回の数値が大幅に乖離していることから、これまでの調査方法、内容が適切であったのかも疑わざるを得ません。

野田政務担当特別秘書に要望書を手渡しました。

野田政務担当特別秘書に要望書を手渡しました。

 

今回のモニタリング調査における汚染検出の原因を解明し、さらに詳細な調査を行い、その結果を都民に速やかに公表する必要があります。

 

これまで都議会において、生活者ネットワークは、環境基準をクリアする成果を得たとしても、食べ物を扱う施設としての市民の安全・安心のレベル二は達し得ないとして、豊洲を移転先とすることに異を唱えてきました。

しかし、安全・安心レベルどころか、最低条件ともいえる環境基準が達成できていないということは、重大な瑕疵であると考えます。豊洲新市場

 

都議会生活者ネットワークは、食の安全・安心の確保される市場整備の実現のため、豊洲市場移転の白紙撤回も含め、抜本的な見直しの検討を行うよう、都知事に申し入れを行いました。