「小池知事に生活者ネットワークの来年度の予算要望を提出! 」

来年度の予算要望を知事に提出しました。庁内放送やマスコミもいる中で、ちょっと緊張しましたが、知事に直接会派の要望内容を伝えることが出来ました。知事への予算要望

 

小池知事になって都政が注目されるようになりました。そのせいか都議会も良い意味での緊張感を持つようになりました。

都民の一番関心が高いのは、オリンピックに関することです。特に、経費に関しては、莫大な予算が必要ではないかということです。

 

市民の中には、「オリンピックは、開催費用が膨れ上がり後の東京の財政を圧迫するのではないか、道路ばかり整備して環境破壊につながるのではないか。」という懸念から、東京開催を返上した方がよいのではないかと厳しい意見も聞かれます。知事との会談

 

生活者ネットワークは、先日の討論でも述べましたように、多くの都民が納得できるよう、東京大会の後にくる2025年本格的な超高齢社会に焦点を合わせた高齢者、障害者などが生活しやすい、若い世代の人達が子育てしやすいバリアフリーの東京のまちづくりをめざし、世界中の人達が、東京を訪れた時、「東京のまちは、あらゆる人に優しい町だったといってもらえるように、「やさしさをレガシーに」できるよう進めていくべきだと思います。

3人で会派要望について説明

3人で会派要望について説明

 

知事は、平成30年までに、障がいのある人への差別をなくすために条例制定を目指すと言われています。当事者参加で行うのはもちろんですが、具体的な取組を進めていくには、事業者を巻き込んで、例えば、レストランで点字のメニューを作成することやITを活用したコミュニケーションのツールをつくることも必要です。

 

東京では、非正規雇用が増えており、格差社会が広がっています。私の地元でも私の周りの人達が、「子ども食堂」をボランティアで行っています。都も支援策を提示していますが、その要件が、なかなか厳しいです。

また、高齢者に対する支援も地域の市民グループやNPOを担い手になり、いろいろなサービスを提供しています。もう少し、NPO等を信頼して、継続的に活動が広がるような支援を知事に要望しました。