「東北地方太平洋沖地震による震災への緊急対応に関する申し入れ」

11日に発生した東北地方太平洋沖地震は、未曾有の被害をもたらしました。
亡くなられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。

都では、今回の被災地支援についての対策本部が設けられ、被災者救助・救援に全力を挙げて取り組んでいますが、会派として今後も一層適切な支援を行うよう「緊急申し入れ」を行いました。
特に、想定外の巨大地震は、原子力発電所にも大きな被害をもたらし、放射漏れという最悪の事態も予測され、都民の不安は高まるばかりです。
都民の健康を守るため、大気中の放射能測定を行い、測定結果を速やかに公表することについては、1時間ごとの測定を行い、東京都のホームページに公開する予定です。
さらに、チェルノブイリ原発の事故では、幼い子ども達に深刻な影響を与えたことから、子ども達への適切な対応を適時判断するよう要望しました。

また、東京電力が発表している計画停電は、都民生活に深刻な影響を及ぼすものです。世田谷でも、毎日防災無線がながれていますが、不安や大きな混乱が生じないよう、正確な情報を関係機関に要請するとともに、地域では情報弱者といわれる障害者、高齢者、外国人などに的確な情報提供を図るよう求めました。