「都政わいわい勉強会」に参加して

世田谷の都議会議員選挙予定候補者を集めて政策議論をする、「都政わいわい勉強会」に参加しました。
ひとり10分間のアピール時間をいただき、生活者ネットワークが取り組んできた「食の安全」、私がこの4年間テーマに掲げてきた「福祉、医療の課題」など、お話させていただきました。

 食の安全についての取り組みでは、チェルノブイリの原発事故後、放射能が日本にも拡散し、影響が出た時に、東京都に食品安全条例を制定するため、50万筆の署名を集め、直接請求の運動を市民の方々とともに行いました。議会では否決されましたが、2004年に東京都食品安全条例が制定されています。

皆さんにお見せした「汚染茶」は、チェルノブイリ事故後、5月の新茶の時期に摘み取ったお茶を缶詰にしたものです。セシウムは、25年から30年ぐらいしないと半減しないことから、新茶を採取し、「汚染茶」として保管してきました。
それを開封する時期に来たと思っていた矢先、福島で原発事故が起こり、日本の農業、漁業、畜産業は大きなダメージを受けました。

都議会においては、放射能汚染対策として、特に、子どもたちへの適切な対応を求め、学校給食の食材や牛乳の放射能測定と結果の公表について提案してきています。

 今後も、放射能汚染対策が長時間にわたる中で、「食」の問題に真摯に取り組んでいきます。