「都営住宅の建替えにあわせて福祉施設を」

世田谷区成城8丁目の都営アパートの建替えに合わせて、高齢者福祉施設等が整備されました。そこで、この敷地内に整備された特別養護老人ホームなどを区議会議員の植田靖子さん、都議会議員の山内れい子さんとともに視察してきました。

ここは、都営アパートの老朽化により建替えが行われましたが、整備が進んだ団地では、周辺の道路も整備され明るい感じに生まれ変わっていました。建物の高層化により空いたスペースには、特別養護老人ホーム、保育園、障害者のグループホームが整備されています。

都営住宅の跡地に福祉施設を整備する取組みは、介護など地元の様々な福祉ニーズへの対応を図るものとして、地域住民からも期待されているのではないかと思います。

 

ご案内いただいた介護施設は、1階に軽費老人ホーム(定員10名)、特別養護老人ホーム(定員100名)と自立支援を援助するとともに、日常のケアの延長線上で看取りも行えるようにしていると、担当者の方からお話を伺いました。

 1階のフロアーには、地域交流ホールが設けられ、ボランティアルーム、喫茶ルーム等を備え、入居者と地域の人達の交流など行えるようになっています。また、災害時には、介護を要する高齢者等の緊急受け入れの役割を担うことになっています。

 

高齢者施設、保育園、障害者施設がそれぞれ、地域生活を支えると共に、3施設が連携して、行事等を通して地域の方々と交流をして、多世代がつながって暮らしていけることを期待したいと思います。