その中で、平成23年度の予算編成が発表されました。一般会計の予算規模は、6兆2360億円で、前年度に比べて0.4%の減となりました。
「厳しい財政環境が続く中にあっても、都政の使命を確実に果たし、〜東京の新たな活力と成長へと結びつける予算」とし、すべての施策を厳しく検証し、その効率性・実効性を一層向上させることをめざしています。
来年度予算の中で、「若年者向け就労支援施策」として19億円の予算がつけられました。「未就職卒業緊急就職サポート事業」「新卒者等応援緊急介護人材育成事業」「新卒未内定者向け特別支援事業」など、深刻な若年者に対して、求人の傾向を踏まえた実効性ある支援策を都として行っていく必要があります。
平成23年度の予算編成に対して、生活者ネットワーク・みらいは、深刻な経済不況下における雇用・中小零細企業支援など、都民生活の安定にむけた事業のさらなる強化を求めるとともに、子ども・若者・高齢者・障害者が安心して暮らせる「生活都市東京」に向けた実現を目指す提案を、先月副知事に提出しました。今回示された来年度の予算案に対して、市民の目線で厳しくチェックしていきたいと思います。