鎌仲監督は、原発がいいとか悪いとかの2項対立だけを取材するのではなく、解決の糸口を具体的に提示し、ドキュメンタリーなのだから現実に「希望」がなくては描くことができない・・・と、スウェーデンでエネルギーの自立に取り組む地域を取材し、そして日本でも祝島で、原発と向き合い、未来のエネルギーを渇望する青年を撮影し、希望は、足元の何気ない生活を守る決意の中に、自分たちだけでは生きていくことが出来ない・・・という気付きの中にあると鎌仲さんは言っています。
映画が終わってから、鎌仲監督と若者たちとのトークセッション。「自然と共生する持続可能なまち・暮らし・社会経済のしくみ」をつくるために、トランジションタウン運動に若者達がかかわっています。何と逞しく喜ばしいこと!
そして、今回この上映実行委員長のてるや里美さんは、「ひとりの百歩より、百人の一歩」 まず事実を知って、一歩を踏み出し、そういう仲間とつながり、大きな力となり、世界を変えられると最後に締めくくっていました。
次の時代を担う子どもたちに美しい環境、持続可能な社会を実現していきましょう!