今月の初めには、市民団体の人達の案内で、この周辺の環境を説明してもらっているため、以前より現状況については理解しやすかったです。
トンネルは、一番環境に影響がでやすい前の沢下あたり600メートルをシールド工法で掘られており、その先端まで歩いて説明を受けました。
ここは、高尾山国定公園の中にあたるため、以前は東京都の観測抗が、建てられていましたが、現在はトンネル工事のためはずされています。
次に視察した現場は、城山八王子トンネル抗口の崩落場所、今月はじめに見た時よりは、周辺は整備されトンネル内を掘りだした砂で固められていました。
現在は、この事故の調査委員会が開かれ、ボーリングなど行いながら事故の原因と今後の対応について話し合われているそうです。
トンネル工事は、大変おおがかりな工事であることから、自然に与える影響を心配する地域住民の不安な気持ちはよくわかります。
東京都は、現在国土交通省の環境における調査報告を受けていますが、都自らで出向いて現場を調査する姿勢は、忘れてはいけないと思います。
環境を重視する石原知事こそ、今の現場に足を運ぶべきです。