町田の未来を市民の力で描こう
暖かい日差しの日曜日、町田では、来年2月に行われる町田市議会議員選挙にむけて、現職の渡部真美さんと新人田中のりこさん、2議席を獲得できるよう、市民の皆さんとスタート集会を開きました。
日曜日の午前中にもかかわらず、多くの方が参加し、暖かい雰囲気の中で、皆さんからの応援メッセージが寄せられました。
町田では、市民活動など活発に行われており、これからの少子高齢社会の中で、子育てや介護のしくみ、食の安全、原発に頼らないエネルギー政策など実現していくためにも、これからの活動を力強く、前に進めていく必要があります。
基調講演では、ジャーナリスト天笠啓祐さんが、TPPへの参加を決定した日本の産業が、今後どのような状況になるのかお話しがありました。
グローバル化によって脅かされてきた食の安全問題、安値合戦が続き、私たちが毎日口にしている食物が、実際、どのように作られているのか、消費者には知らされていないことが多いです。
遺伝子組み換え食品について、アメリカでは、その安全性は確認されていないのに、2倍の早さで成長する遺伝子組み換え鮭が開発され、3年かかるところが1年半で大きくなるそうです。この件について、パブリックコメントをとったところ、アメリカの国民200万人が反対意見を寄せたにもかかわらず、FDAが認可をおろそうとしていることに驚愕しました。
漁業や農業の国内生産が打撃を受け、安全で安心な食材であるか、なかなか確認できない外国産のものが増えるのは間違いない状況です。TPPによって、食物が外国からくるだけではなく、国内の生産がおかしくなると指摘していました。
「食の安全」を求めて始まった生活者ネットワークの運動です。地域にこだわり、地域社会こそ豊かに生活できる社会の実現をめざして、これからの活動を進めていきたいと思います。