猪瀬知事が徳洲会グループから資金提供を受けた問題について

猪瀬知事が徳洲会グループから5000万円の資金提供をうけた問題について、11月22日の朝日新聞の報道に始まり、午後には、知事が記者会見を行い5000万円の資金提供受けたことを認めました。

あの報道から1週間、今日の午後には都議会が開かれ、30分近い知事所信表明で、その問題にふれたのはたったの1~2分、議場からは野次が飛び交い、罵倒された猪瀬知事でした。
その後の記者会見では、この1週間の間に、衆議院議員徳田毅氏と人を介して連絡をとったことを明らかにし、「借用書が本物だったか確認をした」と、話しました。記者会見を聞けば聞くほど、釈然としない内容が出てきます。ごまかしや繕いではなく、真実を語ることを都民は求めているのではないでしょうか。

 来週から都議会各会派の質問が続きます。都の補助金を受けている特定の病院グループから、都知事選挙に立候補する猪瀬氏自身が、5000万円もの資金提供を受けることは、利益誘導の疑惑を招くものであり、こうした懸念や疑惑に対し、都民への説明をしっかり果たすよう求めていきます。