「都議会報告 西崎光子レポート32号が出来上がりました」
昨年の第4回定例都議会の報告「都議会議員西崎光子レポート」32号が出来上がりました。生活者ネットワークは、年4回行われる議会報告として、都政、区政報告のレポートを発行しています。この中で、とりあげた項目として、「子どもの安全対策」があります。
昨年の9月、世田谷区代沢で下校途中の児童が、軽自動車にひかれ死亡するという痛ましい事故がありましたが、発生した場所は、小学校の通学路となっており、地域全体で安全対策に取り組んでいく必要があります。
事故の発生後は、路側帯のカラー化や地域住民と協力して「通学路安全運転呼びかけ隊」を結成し、通行車両に対して、ハンドプレート等による安全運転のよびかけを実施しています。
事故後、私も政策担当の伊藤まきさんと現場に行ってみましたが、池ノ上駅から降りてくるこの道路は、とても狭くて、双方向の自動車がやっと通りすぎることの出来る状況でした。大人でも、歩く時は、注意が必要なぐらいであり、子ども達の安全を確保するために、一方通行など具体策を検討すべきではないかと思います。
都では、子どもに対する交通安全対策として、教育委員会や警視庁などが連携し、道路横断時の危険性を疑似体験できる「歩行者教育システム」や「自転車シュミュレーター」を活用した交通安全教室を開催しています。また、スタントマンの実演による事故の再現を行うなどの啓発活動に取り組んでいますが、今後も地域と連携して、子どもを交通事故から守るための取り組みを積極的に行うよう求めました。