「認知症になっても地域で生活できるように」
「認知症サポーター講座」を受講しました。現在、「認知症サポーターキャラバン」が、全国で展開されています。認知症を理解し、認知症の人や家族を見守る、認知症サポーターを一人でも増やし、安心して暮らせるまちを皆で作っていくことが重要です。すでに、小学校、消防署、警察、町会などで実施されており、受講された人には、オレンジリングが配られています。
今日は、DVDなどを見て、認知症の症状や実際にそのような方とどのように対応したら良いのか学びましたが、地元の商店街でも認知症の見守りネットワークなどをつくり、地域で支援できる体制づくりも進めてきています。
都でも医療との連携を進めていくために、都立松沢病院を中心に、地元との連携会議やこちらから患者のところに出向いていけるアウトリーチチームもつくって治療にあたっています。
また、最近増えてきた若年性認知症については、目黒区にある「若年性認知症総合支援センター」が相談窓口になっており、このような情報提供を身近な窓口で行っていく必要があると思います。
これから超高齢社会をむかえ、高齢者の一人暮らしも増えてきましたが、地域社会のみんながサポーターになって、支えていけるよう、このような講座をもっと積極的に普及していく必要があると思いました。