「防災の市民力を高めよう!」
熊本、大分県において連日起きている地震で、多くの方が被災されました。心からお見舞い申し上げます。
被災地では、水や食料などの救援物資が、なかなか避難所に届かない状況や指定場所以外に避難している人達に、行き渡らない状況が報道されています。また、現場では、エコノミー症候群で亡くなるという事態にまでなっており強い余震が続く中で、被災者たちの健康被害が広がっています。東京都では、警察、消防、医療などのチームが派遣され支援にあたっており、一日も早く被災者の安全と生活が確保できるような対策が急がれます。
災害は忘れた頃にやってくると言いますが、今回の熊本地震は、東日本大震災から5年目にして、甚大な被害がでました。
日頃から災害に備えた食料の備蓄や避難場所などについて、知っておくことは重要であり、先日、地域の方々と防災についてまち歩きを行いました。世田谷区では、「防災マップ」を区民に配布し、避難場所や病院、学校、給水場等などの情報を提供しています。
当日は、近くの駅から広域避難場所まで、市民の方々と歩いてみました。都立公園は、広域避難場所に指定されており、マンホールトイレ、防災倉庫、炊き出しのためのかまどベンチなど設置されていました。また、福祉的な避難所(乳幼児連れの人、障害者、高齢者)については、私立の高校、国立子ども病院とも連携ができています。
これからも地域の人達と機会があれば、防災の視点でまちを点検していきたいと思います。
東京都の義援金の募集
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店番号 777 普通 1064331
口座名 平成28年熊本地震東京都義援金