「都市型水災に備えて」
例年は、多摩川河川敷で行われていましたが、台風や集中豪雨による水災が予想される中で、今年は、初めて都立砧公園での訓練になりました。土曜日の午前中ということもあって、公園に子ども連れや犬の散歩で訪れた一般の区民の方も興味深く訓練の様子を見学していました。
都立砧公園は、防災機能が強化され、マンホールトイレやかまど炊きベンチも設置されており、先月生活者ネットワークの主催で行った見学会で、地域住民の方達と防災倉庫と周辺の施設や公園を歩いて点検したばかりです。
訓練の時は、東京電力、東京ガスなど民間企業や防災ボランティア、学生も参加し、土嚢の積み上げなど都市型水防工法が実演されていました。世田谷でも夏の局地的な豪雨で、道路の冠水、床上浸水やマンホールから水が吹きだすなど、多くの被害が報告されています。昨年は、豪雨により鬼怒川が決壊し、その怖さをテレビなどで目の当たりにしました。日頃からの訓練や備えが重要です。