本特別委員会に提出された委員長の不信任に関する動議が可決
4月26日の理事会で、2人の証言を偽証と認定していくことで、自民党をのぞく5会派で合意しました。
ところが、理事会の休憩後に、突然、委員長から辞任したいとの意向が表明されました。その理由としては、「曖昧かつ薄弱な理由で、数にものを言わせて偽証認定を行うのは、100条委員会を設置したことに、一定の評価を得ようとするために告発、まさに「ためにする告発」ではないか、との疑念すら覚える。」また、「政治的思惑や単なる思い込みによって権限を恣意的に運用している」などとマスコミにも説明しています。
しかし、これまでの百条委員会は、証人喚問の尋問や書類の調査などについては、真摯に対応してきており、委員会そのものを委員長自ら否定する発言です。これまでの代表者会での話し合いで、委員長からはそのような意見は出されておらず、今回の辞意表明はあまりにも突然であり、委員長としての責任を放棄するものと言わざるを得ません。本特別委員会を愚弄し、その職務を放棄し、委員会運営を混乱させた責任により、委員長を不信任とすべきと考えます。
百条委員会は、委員長不在のままでは会議運営の目途が立ちません。委員会運営が行えるよう、速やかに委員長の交替を求めて、桜井委員長の不信任に関する動議への賛成意見を述べました。委員会では、賛成多数で、委員長不信任動議が可決されました。