洋画家で立体作家の清川泰次氏は、戦後間もない頃から世田谷区成城二丁目に住居兼アトリエを構え、創作を展開した世田谷区にゆかりの深い作家の一人です。
清川氏は2000年に急逝されましたが、遺族が多数の作品とともに、土地、建物を世田谷区に寄贈され、この度記念ギャラリーとして開館しました。
ここには、区民文化活動の発表の場となるよう「区民ギャラリー」が併設されていて、手軽な金額で区民の方が展示を行なうことが出来ます。
今月は地域の子ども作品展が行なわれ、砧地域の小学生の作品が展示されています。成城学園駅南口から徒歩3分ぐらいの場所で、散歩の途中にでも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
開館記念「清川泰次の世界」展
2003年11月1日〜2004年3月28日
午前10時〜午後6時(月曜日 休)
住所 世田谷区成城2−22‐17
本展では、これまであまり紹介されたことのない、20代の作品も展示されています。