「東京都食品安全基本条例に関する要望書」を区議会から提出

第4回定例区議会が12月5日をもって終了しました。
今回の議会で、東京都の食品安全条例制定にむけた要望書を区議会から提出しました。これは、来年の第1回定例都議会で食品安全条例が制定されることについて、要望を取りまとめたものです。直接請求から14年経った今、BSE(牛海綿状脳症)や食品の偽装表示問題など食品に関する事故事件が続いています。国民はかつてないほど不安を募らせ、関心も高まってきています。このような状況の中で、国は食品の安全基本法を制定するとともに、食品衛生法を改正し、食の安全確保を図っていますが、未だにテレビや新聞で、食用肉の原産地や魚介類の種類などを偽った食品の販売などが指摘され、また新たなBSE感染も再び発生しています。
今回提出した要望書は、これまで生活者ネットワークが主張してきてた遺伝子組み換え作物に対する検査体制を一層強化し、消費者、事業者などへの情報提供やアレルギーの子どもが増えている中で子ども基準を設けて対応する点など要望書の中に盛り込むことが出来ました。今後は、来年の都議会でどのように検討され条例が決められていくのか。大河原都議会議員とも連携して区民の皆さんに情報提供していきたいと思います。