「新潟中越地震から3ヶ月の小千谷市を視察して」

まだ町のあちこちに残る曲がった電柱→

新潟中越地震から1月23日で3ヶ月、ちょうどその前日に小千谷市の被災地を視察しました。駅を降りると例年にない大雪で、あたり一面の雪景色東京とは別世界です。商店街のところどころに立てられた「がんばろうおぢや」の旗が目につきました。市役所では、震災直後の街の写真を見せていただき、その当時の地震被害の大きさに驚かされました。今でも街の至る所に、傾いた電柱があります。地震直後は、避難所を136箇所設置しましたが、余震が続き、恐怖のあまり市民は、いつでも逃げられるように避難所ではなく車の中や外で夜を過ごす人も多くみられたそうです。現在は、避難所はなくなり、17箇所870人が暮らせる仮設住宅が、公園や運動場などに建てられています。

視察した日は、使っていない仮設住宅を見せてもらいましたが、窓の外には雪が軒下まで積もっており、高齢化率25%で高齢者のひとり暮らしも多い小千谷市では、介護の必要な人への支援や心のケアなど今後行政として取組んでいかなければならない課題も多く残っています。子どもの心のケアについては、早くから県が心のケアチームを編成し、精神科の先生、看護士など市内の保育園や家庭を回って行なってきており、神戸の震災を経験した先生などからもアドバイスや支援があったそうです。また、「心のケアホットライン」24時間体制での電話相談も行なっており、市の担当職員の話では「そろそろいい子でいた子ども達が疲れてくるころではいか」と心配していました。

いつ東京にもやってくるかわからない地震災害、もう一度区の防災計画などを見直し、心のケアにも踏み込んだ支援体制について議論していく必要があると思いました。