先日NHKのクローズアップ現代「あなたに救える命があります」と言うタイトルで放映された番組の中でも紹介されていました。
心筋梗塞など心臓の心停止で亡くなる人は1日約100人。何かあっても救急車が到着するまで平均6分以上かかっており、そこで今求められているのが、市民の救急対応です。
昨年厚生労働省は、一般の人にも除細動器の使用を解禁しましたが、なかなか普及が進まず、市民向けはわずか2千台にとどまっており、これまで市民が使用した例はごくわずかです。しかし、今年の夏、愛知万博会場で暑さのため突然倒れ心臓停止になった男性を、近くにいた医学生がAEDを使って命を救うことができたそうです。
アメリカでは、徹底した救急教育や除細動器の普及で心臓停止率のアップに成功しました。日本でも公共施設や子ども達のスポーツ施設などに少しずつ置かれはじめていますが、近くにあってもその使い方がわからず、救急処置がおくれてしまったケースもあります。世田谷・生活者ネットワークでは、市民参加による救急体制の確立のために、救急救命の講習会を進めていきたいと考えています。
救急救命の講習会(AEDの使い方など)
12月12日(月)13:00〜17:00
生活クラブ世田谷センター(経堂駅3分)3階会議室
※当日は世田谷消防署の救急担当者の方が指導してくれます。