女性の働き方は、時代とともに変わって来ました。企業では、女性管理職も増えてきている中で、企業のために働くのではなく、仕事を通じて他者や地域との関係が深まれば、生活に潤いが増し、仕事の成果を上げるための原動力になるのではないか。つまり、私達の生活には、仕事と生活のバランスが大切です。
10月10日の朝日新聞に、資生堂会長、東京商工会議所服会頭の池田守男さんが「ワークライフバランスの実現」について意見を述べられていましたが、産業界ではニチレイ、IBM、資生堂など36社が参加し、「ワークライフバランス塾」を行っています。女性が働きやすい環境整備が進めば、子育てや介護をしながらも仕事を続ける事が出来るのではないかと思います。
行政としても就職相談や子育て支援としての保育施設の充実など、大きな企業に勤める人だけでなく、多様な働き方をする女性達を応援できる支援を行っていくことが求められると思います。
区では、今年はじめて起業ミニメッセを三軒茶屋の文化生活情報センターで行いましたが、子育てをする世代の女性達の参加が多くあり喜ばれたようです。これからも仕事の相談、支援など機会あるごとに情報提供などを行える場を設定していくことが必要だと思います。