女性首長誕生の幕開け

千葉県、大阪府、熊本県、北海道に女性知事が誕生し、市区町村でも「女性市長」「女性区長」が次々に当選しており、自治体の首長に女性がつくことも珍しくなくなってきました。兵庫県尼崎市では、2期8年議員をつとめた市民派の議員が自民、民主、公明など5党に推された現職を破り、全国最年少の女性市長になっています。この状況を当時の新聞記事は、「新しい地殻変動が有権者の間に起きているのではないか。」「首長をかえれば、地域が変るという手ごたえを住民が感じ初めている面もある」と分析していました。
東京でも、国立市、多摩市、三鷹市の女性市長、23区ではじめての新宿区長と女性の首長が増えているのは、うれしい事です。

先日、新宿の中山区長にお目にかかる機会がありました。
市民政治フォーラム「しなやかに市民自治を展望する」と題して、東洋大学教授の森田明美さんとの対談でお話なさったのですが、印象は、とてもソフトな感じの方でした。都の職員だった頃、管理職ではじめて産休をとり、子育てをしながら働いてきた経験を今も活かし、新宿区の子育て事業や様々な施策を語る時、私達の生活からかけ離れた人ではないという身近な親近感がありました。

「住民が政治にどんな理念と政策を求めようとしているのか。」考えなければならないと思いますが、最近の女性首長誕生の背景には、身近な地方自治体こそ生活実感のある人に任せたいという有権者の思いが反映されているのではないかと思います。生活者ネットワークも市民感覚を大切にし、地域で生活している人達が自分達で自治するまちづくりを推進出来るよう、挑戦していきたいです。