「これからの介護予防について」

第3回定例区議会が、9月20日より始まり、今回の議会では改正された介護保険制度について質問しました。4月から改正された介護保険制度は介護予防に重点がおかれ、軽度の人、または介護保険のサービスからはずれる人や該当しない人に対してメニューが作られます。
新予防給付の内容は、運動機能の向上、低栄養の人への改善指導、口腔ケアなどになっています。また、自治体独自に取組む地域支援事業もこの秋から本格的に実施される予定です。その事業の対象者になる特定高齢者は、まちづくり出張所等での「介護予防講座」「普通版認知症予防プログラム」各地域での認知症の講演会や介護予防のイベントなどを実施し把握していきます。

在宅介護支援センターが、この4月から地域包括支援センター、世田谷では「あんしんすこやかセンター」という名前に変り、介護保険や介護予防、権利擁護虐待防止などの相談を受け、地域の在宅サービスの拠点となっています。
世田谷では27ヶ所、中学校区に1ヶ所という割合で整備されてきました。
介護保険が改正されてから、新しい介護予防のメニューについては、あんしんすこやかセンターで作成することから、この4月からは混乱した所もあったのではないかと思います。また、電話による相談件数は月ごとに増えており、専門的相談体制の充実も求められてきています。今回の質問では、新しい介護予防の取組み方と「あんしんすこやかセンター」の機能充実について行いました。
詳しい内容は、世田谷区議会のホームページからご覧下さい。