「荒れる都議会」

これまで、都議会では、様々な場面で理事会が、長時間にわたって止まり紛糾してきましたが、15日も議会運営委員会の理事会で、次の日に本会議をひかえて、長時間の休憩がとられ紛糾しました。結局再開されたのは、翌日の午前2時30分です。帰宅したのは、午前4時前。寝不足のまま望んだ、都議会最終日の16日自民党から議長不信任案が出されました。理由は、決算認定が不認定になったことを受けて、「これは異常なことであり、議長は決算委員会に差し戻し、審議のやり直しを求める」ものでした。
しかし、決算委員会では、各会派がそれぞれの分科会で、これまで審議を行い最終的に判断したものであり、各会派の意見は尊重されるべきです。
この議長不信任案は、民主、共産、ネットが反対し、否決されました。

本会議の様子は、この事もあり異常な盛り上がりで、与野党からやじが飛び交う状態、国会並です。ますます与野党の対立が激しくなる中で、石原知事はうれしそうな笑顔で、本会議終了後各会派回りをしていたのが印象的でした。
来年も紛糾すると予想される都議会、単なる政党間の争いで終わるのではなく
東京の生活の課題解決にむけた政策議論が活発に行われるよう、生活者ネットワークとして取り組んでいきたいと思います。