ソーシャル・ジャスティス基金

大雨の降る11月19日、芝浦工業大学で、日本初の社会変革型の市民ファンドである「ソーシャル・ジャスティス基金」設立フォーラムが行われました。
「ソーシャル・ジャスティス」 社会正義という言葉に、ブームになった「ハーバード白熱教室」(NHKで昨年放送)を思い出し、興味津々で出かけました。
今回の設立にあたって、アメリカのタイズ財団から、副理事長のジェーン・レヴィコウさんが、アメリカにおける社会変革と市民ファンドについて講演をして下さいました。

「タイズ財団」は、1976年にサンフランシスコで設立されました。
前向きな社会変革という明確な目標をもつ代表的な社会変革財団として、資金提供、NPOの活動場所支援、マネジメント支援など、様々な側面から総合的にNPOを支援しています。
いろいろな個人や機関からの小額基金を集め、そこに対して助言を行いながら助成事業を支援する、「ドナー(寄付者)助言型」のパイオニア的な存在です。
2010年の助成規模は1億4800万ドルと、桁違いの金額で驚きました。全国で200以上のグループや、700以上のプロジェクトを支援しています。エイズのない世界や、家庭内暴力に関するアジア太平洋諸島機関における、女性に対する暴力をめぐる問題の理解と分析を深め、防止と介入のコミュニティモデルを強化するなど、社会変革のために資金が使われています。

日本では、認定NPOまちぽっとが、「ソーシャル・ジャスティス基金」を設立しました。「日本の未来を変える、社会提案活動をしている団体への助成」「子どもや孫の住む社会をより良くする未来への投資」「希望をみんなでつくっていく対話と市民意見の創出」と、3つの事業を柱に、これからの社会の仕組みを変えていこうとしています。
私たちの未来を自分たちの手でつくっていくために、そして社会正義のために、この基金を大きく育てていきたいですね!