都議会最終日をむかえて

都議会では最終日に、各会派の討論を行うことになっています。

都議会生活者ネットワークは、会派を代表して星ひろ子さんが行い、今後の都政運営についても猪瀬知事に、都政の重要課題に正面から向き合う事を求めました。ここにきて、知事は、都営交通機関の24時間運行や標準時間の2時間前倒し等を矢継ぎ早に国の産業競争力会議等に提案され「世界に先駆けて」等という言葉を繰り返していますが、今後の東京をどのようなまちにしたいのか。長期的なビジョンは示されていません。

 議会のあり方については、今期「都議会のあり方検討会」が設置され、さまざまな議論がされました。委員会で視察した三重県では、各会派から議員提出議案として取り組むテーマを出し合い、議案の出し方も含めて議論していました。

今後都議会で、政策を立案し活発な議論が行われること、市民に開かれ市民が参加できることが重要です。さらに、費用弁償や海外調査の見直しなど、次期の議会改革の議論につなげる事を求めていきます。

 今後も生活者の目線で、都政と都議会の改革に果敢に取り組んでいくことを、討論しました。