猪瀬知事に自ら辞職することを求めました
徳洲会から猪瀬知事が、5000万円の現金を受け取った問題については、この間、総務委員会で集中審議が行われました。しかし、知事は問題の核心に触れると、「記憶にありません」と答え、新たな証拠も示さず、本当に、議会や都民に理解を得ようとしているとは思えません。さらに、今議会に、「知事給料の特例に関する条例」を急遽提案しましたが、給料をもらわないからと言って、誰が猪瀬知事を信頼するのでしょうか!
まずは、「なぜ、徳洲会から5000万円ものお金を借りることが出来たのか」「生活資金がなぜ5000万円も必要なのか」きちんと説明がされなければならないはずです。
ところが、各委員に問いただされるたびに、知事の説明は、二転三転し、合理的とは言いがたく、公職選挙法違反の疑いは晴れていません。
生活者ネットワークは、選挙違反で多くの逮捕者を出し、東京都とも利害関係のある徳洲会から、5000万円ものお金を簡単に借りたという猪瀬知事に、これ以上知事として務める資格はないと判断しました。
今、来年度予算編成を控え、この大事な時期に、都政の停滞をこれ以上続けるわけにはいきません。猪瀬知事に、潔く、自ら辞職することを求めました。
都議会終了後、予定していた記者会見では、各会派から辞職を求める意見が続いたのにもかかわらず、この事には触れず、「来週の総務委員会の質疑で答える」旨の発言をし、立ち去っていきました。
都議会が終わってもむなしさだけが残ります。もっと重要な課題があるはずなのに、この事ばかりに気を取られます。
一日も早い猪瀬知事の決断を望むものです。