「まずは東京都から!女性の活躍推進」

~都議会一般質問から~

 9月17日からはじまった第3回定例会は、25日各議員の一般質問が行われました。都議会生活者ネットワークは、山内れい子議員が質問に立ち、知事、局長に、都政運営、長期ビジョン、女性の活躍推進、精神障害者支援など10項目について質しました。

 

舛添知事は、先日行われたシンポジウムの中で、都庁内の女性管理職を2020年までに20%にする数値目標を掲げる方針を示され、その前向きな姿勢は、評価するものですが、社会の意識改革を進めていくために、積極的な取組みが求められます。現在、女性の管理職の割合(15.2%)は、国から比べると多いものの、副知事にも局長にも女性はいない状況です。

また、都の審議会の女性の割合35%に対しても、目標を達成していません。そこで、舛添知事に、本会議において、今後の取組みについての決意を伺いました。

 

それに対して、知事は、「女性がいきいきと輝ける、活力ある東京を実現するには、まず、職員の約4割を占める女性の意欲や能力を最大限に引き出すことが重要。今後とも、実力本位の選考を行う中で、女性管理職の割合を高めることは、もとより、都庁の幅広い分野で、意欲と能力のある女性職員が一層活躍できるよう、計画的な育成や支援に取り組む」と、答弁しました。

どのように取り組むのか、今後を注視していきたいと思います。