「政治分野における男女共同参画推進法案」を成立させよう!

先日、国立女性教育会館で行われた「平成28年度男女共同参画フォーラム」では、様々なワークショップが開催されました。

その中で、この秋の臨時国会で、政治分野における男女共同参画推進法案を成立させ、女性議員を増やしていこうとするQの会主催、ワークショップに参加しました。国立女性教育会館

「Qの会」とは、クオータ制を推進する会。クオータ制は、1970年代末に北欧からはじまり、1990年代半ばから世界的に広がり、現在では世界的100カ国が導入しています。日本では、男女共同参画社会基本法の積極的改善措置(ポジティブ・アクション)に位置づけられ、第3次男女共同参画基本計画では、「202030」の目標達成の取組みとして、クオータ制が明記されています。

 

日本の女性国会議員は、参議院では20・6%ですが、衆議院は9.5%と依然として国際比較では、最低水準のグループに属しています。

このような状況を打開しようとQの会では、超党派議員連盟の結成や議連による法案のとりまとめなど活動をしていきています。

先の国会では、「政治分野における男女共同参画推進法案」及び「公職選挙法の一部改正法案」についての与野党の合意は得られることができませんでしたが、この秋の臨時国会で、これらの法案の提出と超党派の合意と審議を求めるものです。

この日に行われた会では、最後に大会決議が行われ、盛り上がりました。