地域の子ども達への日頃の支援が大切!」

~夢をかなえる力、地域でつながる子ども達の未来~

 

東京青年会議所、世田谷区委員会では、3年前から児童養護施設に入居する子ども達が視野を広げ、将来に夢を持てるように、いかだ下り大会出場や職業について語り合う座談会等様々な触れ合いや対話を通じ、地域社会にも子ども達を支える多くの大人たちがいることを認識してもらい、子ども達が将来について具体的な夢をきっかけとなることを目指して、取組みが進められています。

政策委員の田上久美子さんと参加

政策委員の田上久美子さんと参加

9月24日(土曜日)は、下北沢タウンホールで「第4回夢をかなえる力~地域でつながる子ども達の未来」と題してシンポジウムが開かれました。今回は、国分寺にある自立支援ホーム「ゆずりは」所長の高橋亜美さんから、児童養護施設が抱える問題や日頃の活動について報告があった後、保坂展人世田谷区長から、最近取組みはじめた住居や給付型奨学金などについて紹介がありました。

 

児童養護施設等を退所した若者が、学業と生活を両立しながら社会的自立に向けて安定した生活を継続することは困難な実態があります。世田谷区では、すべての若者が同じスタートラインに立ち、未来を切り開くことができるよう、奨学金給付型等の支援を開始しました。「せたがや若者フェアスタート」現在、1373万円の基金が集まっているそうです。

 

「ゆずりは」の高橋さんは、施設等を退所後若者が、安心して失敗ができる。やり直しができる。自分が尊重され大切にされたと感じる。このようなことが可能な社会が必要であり、自分に寄り添ってくれる大人の存在が大切だと訴えていました。社会的養護2016年その2

私もこの会に参加して2年目、特別なことをするよりも、日常的なつながりで、子ども達や若者とつながる機会があれば、自然体で地域の中で支援していきたいと思います。