女性の働き手「初の3000万人超え」
今日の新聞に、女性の就業数が3003万人(総務省発表)になったことが掲載されていました。男女差は縮まりつつありますが、女性の働き手の半分は、正社員よりも賃金が低い非正規で、賃金面での男女差はなお大きくなっているのは問題です。
一方、日本人の平均寿命は過去最高を更新しており、女性は87・32歳、男性は81・25歳となり、人生100年時代と言われるように、長い人生をどう生き抜いていくのか、仕事や社会保障の在り方を見直す必要があるのではないでしょうか?
東京生活者ネットワークが行った「東京に暮らす女性たち」調査でも、老後に不安を抱えている人達は多く、夫の年金を前提とした老後の家計のあり方が高齢女性の暮らしに直結し、結婚しない女性や離別した女性が男性低い賃金水準で働き続けることでの年金受給額になるという問題は、現在の非正規単身女性の課題とも重なることから対策が必要です。