祖師谷ミニバスの社会実験は安全か?

今年の秋から祖師谷大蔵駅北側におけるミニバスの実験運行が行なわれる予定になっています。これは、高齢社会の到来とともに、高齢者が出来るだけ家に閉じこもりにならないよう利便性を図り、交通不便地域にミニバスを運行して行こうとするものです。しかし、今回予定されているルートは、祖師谷商店街を通り抜けていく予定になっており、その安全性がきちんと検証されていないのではないかと思います。現在買い物の時間帯などは自転車や人がごったがえす状況で安心して買い物ができるよう「夕方の時間帯には車を止めて欲しい」という要望もでているぐらいなのに、きちんとした環境整備も行わないでバスを通すことは、問題ではないかと思います。
祖師谷商店街の道路は現在一方通行になっていますが、昭和40年代は双方向で車が通っており、その時代にバスの車掌が電柱に顔をはさまれて死亡した事故もあったと聞いています。また、昼間の時間帯は人も自転車も車も増え、接触事故が起きないかと不安です。きちんとした環境整備を行った上で、ミニバスの社会実験を考えていくべきではないかと思います。
なお、区では「ミニバス実験運行説明会」を下記の予定で行います。

ミニバス実験運行説明会
6月3日(木)祖師谷出張所2階 区民フロア
6月4日(金)砧区民会館3階 高砂の間
時間はいずれも午後7時〜8時