と題して、アミタ持続可能経済研究所の主席研究員の有路さんから、お話を伺いました。
最近ロハスという言葉を耳にするようになりました。
ロハスLOHAS(Life of Health and Sustainability)直訳すると「健康と持続性に配慮した生活スタイル」ということになりますが、アメリカの学者が提唱した言葉で、健康と環境が長続きするように心がけた生活をするという意味だそうです。
日本では、「ロハス」の雑誌や「ロハス」と言う言葉で商標登録をとったり、評議会を作ったりする企業もあり、商品を販売するためにこの言葉を使っている所も出てきました。
しかし、ロハスな暮らしをするのは、何か特別な商品を使い、特別なことをしていくのではなく、当たり前の生活の中で環境や健康を考えていくことです。
皆が生活する時、あるいは経済の活動をする時、自分だけに利益を考えるのではなく、周りを思いやると短期のもうけや効用はほどほどになるかもしれないが、外部経済は大きくなり、社会コストは減少する。子どもや子孫のことを考えて環境を守ろう、資源を残そうと思いやれば、社会は長い目で儲かり、持続可能な生活が送れると、有路さんは話していました。
ひとりひとりの暮らしの積み重ねで出来るものから、まず始めてみることが大切のようです。皆のことを思いやって、「ほどほどのエコライフ」を明日から実践してみましょう!