「地域でいきいきと暮らし、支え合い、分かち合い、ふれあう場」
~東京都生協連新会館を視察して~
中野駅南口から歩いて数分のところに、新たな地域の拠点として、東京都生協連新会館が出来上がりました。ここには、介護型サービス付高齢者向け住宅、認知症高齢者のグループホームの施設が併設されています。高齢者の一人暮らしが増えている中で、24時間対応してくれる介護や見守り、食事サービスなど提供してくれる住宅は、とても人気があります。
グループホームのベランダから、高齢者住宅を見上げることも出来て、孤立した生活ではなく、コミュニティとして雰囲気作りがされています。
4階には、「地域交流スペースが設けられ、生協組合だけではなく、地域住民が気軽に立ち寄られる場所として利用することが出来ます。ここでは、小さなお子さん連れ方や学校帰りの子ども達の学習支援や食事等の提供など、ご近所の助け合いの輪が広がるよう、「えんがわ」と名づけられていました。
東京の中で、このような複合型のビルは初めての試みで、今後、住み慣れた地域で、高齢者、障がい者、子どもなどが共に、交流していける場の拠点として地域の期待が高まるのではないでしょうか。