コミュニティサイクルの実施にむけて

平成18年度予算編成から

レンタサイクル事業は、一つの駐輪場を中心として利用し、借りた駐輪場に戻すしくみになっています。それに比べて、コミュニティサイクルは、複数の駐輪場を相互に利用でき、どの駐車場にもどしてもよいことになっています。

コミュニティサイクルは、すでに市川市、練馬区で導入されており、世田谷でも、昨年、社会実験が行われました。その結果、ポート間の移動の実現、利用者の目的によってポートを変える、など既存のレンタサイクルシステムでは出来なかった利用があり、コミュニティサイクルの有効性が確認されました。

特に桜上水、経堂、については、本格実施を希望する意見が多くあり、自転車による南北交通の利便性の向上が求められています。
社会実験では、自転車の一般的な利用範囲は2km以内という距離から、京王線、小田急線、田園都市線間の移動手段を新たに形成するために、桜上水駅、経堂駅、桜新町の3箇所で実施することになりました。
平成18年度の予算では、3箇所のポート整備とシステム関係で約1億7千万の予算がつけられ、平成19年1月実施をめざします。