「東京の未来を市民がつくる」

東京生活者ネットワーク「新春のつどい」は、山形県遊佐町小野寺町長をお招きして行われました。小野寺町長とは、遊佐町を視察した時にお目にかかっています。「自立した個性あるまちに」と題して遊佐町での「まちづくり条例」「子ども議会」などの例をあげながら、時々お国言葉(山形弁)を交え、あっという間の1時間半。まだまだ話は続きそうでした。
小野寺町長のお話の中で、一番印象に残ったことは、「今政治は住民の生活からかけ離れた所で行われている」ということです。永田町だけが政治を行うのではなく、市民の住んでいる身近な自治体で、行われなければならない。「生活者の視点で地方政府の確立、建て直しが必要」・・・それは、生活者ネットワークの訴えてきたことと同じではないでしょうか!

市民が育てる東京の未来。お任せの政治ではなく、市民が責任をもち、一緒になって考え、行動すること。私達市民の手に、これからの未来はあるのだと思います。
都議会は巨大で、都民から見えなくなっています。新銀行東京の追加出資、オリンピック招致に係わるお金は都民の税金で行われながら、そこには都民の意見が反映されていません。都議会の議論こそ、もっと情報公開していく必要があります。大事なことは市民が決める時代を切り開き、市民の意思が反映される都政へと変えていきたいと思います。