都政フォーラム「オリンピック予定地をめぐる」

日曜日の朝、「都立葛西臨海公園」バスツアーを行いました。5月のさわやかなお天気、日本野鳥の会の皆さんのご案内で、野鳥を見たり、カヌー競技場予定地の説明をうけました。

日曜日だけあって、家族連れで公園内はにぎわっていました。公園内で特に緑の木々や花々で育っているところが、カヌー競技を行うためのプールを設置する場所になっており、公園の前方には野鳥が生息している西なぎさ、東なぎさのある葛西海浜公園があり、特に東なぎさは、自然保護地区のため立ち入れないようになっています。

 

多くの都民から愛されて親しまれている都立葛西臨海公園に、カヌー会場を建設していくことは、自然破壊につながり、多くの都民から望まれないことだと思います。公園の隣には、東京都下水道局が管轄する土地があり、こちらに移転できないかどうか、現在、東京都と交渉をしています。

日本野鳥の会では、多くの団体とともに、東京都に会場変更を要望する署名活動を行っています。ぜひ、多くの市民の力で、自然を守っていけるようなオリンピック開催に向けて、進めていけるよう働きかけていきたいと思います。